まずい、更新を忘れてた。という事でサクッといきます定例更新。
今回も良い作品がたくさんあったけど、1つ選ぶなら『ソーシャル・ネットワーク』ですね。もう2周回くらい遅れてる気もするけど書きます。
Facebookとは何なのか、何がそんなに凄いのか、が描かれていないという批判はあるけど、こんなにちゃんとシリコン・バレー(舞台の大半は東海岸だが)が描かれた事はかつてありませんでしたよね。そして映画としてもベラボーに面白い。ITに疎い層にどれだけ伝わるかは疑問だけど、特にネットサービスを作って運用してる人には刺さるシーンが多かったはず。
初期システム(Facemashでしたっけ?)を一夜で作り翌日には大量のアクセスを稼ぎ出し、交際ステータスのアイディアが閃いた途端、脱兎のごとく駆け出してそのまま一気に書き上げてしまう。このスピード感にはたまらんものがありました。これだよコレ!っていうね。
広告掲載に対するこだわりを見せるシーンにも、エンジニアなら震えるほど共感したのではないでしょうか。
そして本作から強烈に伝わってきたのは、実装し運用を始めた人間がキングなんだという事。アイディアなんてそこらに転がってる、実際に使えるものとしていち早く世に出す事が一番大事な事だと。
本作の凄さは町山智弘さんのPodcastでも解説されています。
町山智浩のアメリカ映画特電 第104回 もう観ちゃった人のための『ソーシャル・ネットワーク』
自分は恥ずかしながら『市民ケーン』を観ていないので、『ソーシャル・ネットワーク』のDVDが発売されたら二本立てで観賞する予定です。
残念ながらアカデミー賞では『英国王のスピーチ』にやられましたが、アカデミー会員にはこれは分かんないでしょうねぇ。自分は断然こちら派ですが。
他の作品についてはツイートのまとめで。
『ソーシャル・ネットワーク』広島バルト11にて。少し前ならモテるためにギターを始めてたけど、モテるためにコードを書く時代が来てしまったんだなとしみじみ。アブない奴とか裏切りとかどうでもいい。ギークがスーツをねじ伏せる痛快作にして大傑作。 http://coco.to/1628
『デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断』広島バルト11にて。今回も丁寧に作り込まれた良質のコメディ。『ハングオーバー』と同じで日本人の笑いのツボとは微妙に違うから、爆笑したくて観るとガッカリするかも。面白いけどね。 http://coco.to/1628

デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
『ミルク』レンタルDVDにて。そもそもがドラマチックな彼の人生を映画的に描いてるんだから当然の面白さ。そして表情から仕草まで徹底的にこだわったショーン・ペンの演技力。そりゃオスカー獲るわ。同性愛者差別を平気で口にする都知事に観せてたいわ。 http://coco.to/1628
『白いリボン』シネツイン本通りにて。これだけ静かな映像で強烈な暴力性と人間の持つ闇を描く腕前はさすが。牧歌的な風景と猥雑な空気感のコントラストも見事。ただ、今回は眠気に勝てなかった。再戦予定。 http://coco.to/1628
『冬の小鳥』サロンシネマにて。俳優の魅力で持っていかれるタイプの作品。ジニ役の女の子はきっと凄い女優になるんだろな。厳しい現実に葛藤しつつも徐々に受け入れていく演技が本当に素晴らしい。お薦め。 http://coco.to/1628
『ちゃんと伝える』レンタルDVDにて。普通に良い。というか、園子温監督作として観ると普通過ぎか。美男美女と良い家族が難病に襲われるという、下手するとそこら辺の三流映画に埋もれそうな題材。でも、ちゃんと作ればそうならないというお手本的作品。 http://coco.to/1628
『キック・アス』サロンシネマにて。気付いたら号泣しながら大爆笑してた。これは完全にキャスティングの勝利ですな。クロエ・モレッツを選んだ時点で成功確定というか。そして見逃せないのは、レッドミスト役のキング・オブ・ボンクラことマクラヴィン!! http://coco.to/1628
『彼とわたしの漂流日記』レンタルDVDにて。これは拾い物。都会の中でのサバイバル生活をこんな設定で描くとは。こんな突飛なお話なのに無理のないストーリー運び。韓国映画は娯楽作もイケてるなぁ。イ・ヘジュン監督は要注目。 http://coco.to/1628
『ヒア アフター』109シネマズ広島にて。来世がテーマのイーストウッド作品という事で、『チェンジリング』をもっと突き詰めたものになるのかと期待するも、「え?これで終わり?」という物足りなさ。という、かはっきり言って面白くない。 http://coco.to/1628
『海炭市叙景』サロンシネマにて。凍てついた地方の街を舞台にした群像劇。ガツンときた。生気を失った街に生きる悲しい人々の生活が延々と描かれてるのに、そこに希望のかけらが見えるのは熊切監督の故郷への想い故か。お薦め。 http://coco.to/1628
『幸せになるためのイタリア語講座』レンタルDVDにて。オサレ感のある邦題ながらも、客に媚びなさぶりはドグマ95作品である事からも明らか。変な演出しなくてもこんなにもキュートな作品が作れるのだ。『17歳の肖像』ロネ・シェルフィグ監督の作品。 http://coco.to/1628
『英国王のスピーチ』八丁座にて。ラストのスピーチのシーンが実に素晴らしかった。永遠のような数分間で王に必要なすべてを獲得していく様子が圧巻。納得のオスカーですな。 http://coco.to/1628
『スプライス』サロンシネマにて。クリーチャーの造形はいろんな意味で見応えあり。でもそれ以外には何も見出せなかったかなぁ。お話的には何度も繰り返し作られたものと変らないし。ナタリが何を思ってこれを作ったのか聞いてみたい。
http://coco.to/1628








