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2010年3月に観た映画:祝オスカー受賞『ハート・ロッカー』

今月は諸般の事情により、たったの8本しか観れず。劇場では2本だけ。そんな訳で今回はネタが少ないんですけど、やっぱオスカー獲った『ハート・ロッカー』でしょうね。女性の監督賞初受賞というオマケ付きもありで。

作品自体は非常に良くできてるし楽しめたんだけど、良くも悪くも娯楽作だなぁという印象でした。自分は凡人なので、本作から反戦メッセージを読み取る事はできなかったですね。宇多丸評論でも引き合いに出されてた『リダクテッド』くらいストレートに描いてもらわないと分からないかな。

そしてその後行われた町山さんとの対談も、批評の可能性や批評家の覚悟といったものを垣間見れる興味深いものでした。批評家なんて他人が作ったものにツッコミ入るだけのクズ野郎だろ、とか思ってる人がいたら、是非とも彼らの仕事に触れてみていただきたいものです。

という事で、3月に観た映画に関するツイートを抜粋します。

3/1
『(500)日のサマー』良かった。別に良くある話だし、サマーもビッチなんかじゃ全然ない普通のコ。それをこんなに面白くするマーク・ウェッブ怖るべし。(サロンシネマ)

3/2
本日の映画は河瀬直美『萌の朱雀』。この引力が何なのかを説明できないもどかしさ。映画という表現の奥深さだなぁと思う。(TV録画)

3/3
本日の映画は横浜聡子『ウルトラミラクルラブストーリー』。こんなビッグバジェット作品で自分のスタイルを貫いた横浜に拍手。なんたるフリーダムっぷり。そして松山ケンイチよ、君の才能は青天井か。(DVDレンタル)

3/6
本日の映画はキム・ジウン『グッド・バッド・ウィアード』。ここまでムチャクチャなものをよくぞ最後までやり切ったという痛快作。タランティーノに見せると歓喜の涙を流しそう。しかし器用な男だなソン・ガンホ。(DVDレンタル)

3/15
『ハート・ロッカー』観応えあった。精神的高揚感がクセになるのは良く分かるし、戦場のような極限状態はそれが桁違いなんだろなぁ。体験したいようなしたくないような。(109シネマズ広島)

3/17
本日の映画はラッセ・ハルストレム『ギルバート・グレイプ』。恥ずかしながらの初見。やっぱこの人は上手いなぁ。初めてディカプリオを凄いと思った。あと、ジョン・C・ライリーの顔はいつ見ても心が洗われるね。(TV録画)

3/23
本日の映画はウェス・アンダーソン『天才マックスの世界』。一分の隙のないセンスの良さで構築されたユルい世界。理屈抜きで好きだ。ビル・マーレーの所在なさ気な表情も最高!(DVD)

3/28
本日の映画はポール・バーホーベン『4番目の男』。彼のダークサイドが詰まったオランダ時代の代表作。後のハリウッド作品にも見られる猥雑さが全開で、そういう人なんだなというのが良く分かって面白い。オランダに戻って作った『ブラックブック』も観てみないと。(DVD)

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  • ハートロッカーに関して、私もそんな感想でした。ポッドキャストの批評討論をココで知りそちらも聞いてみました。

    自転車雑誌などでも繰り広げられる宣伝と同化した非常に商業的なインプレに毒され嫌気がさしていたのですが、自分がちゃんとメディアを選べばインディペンデントな意見を聞けるもんなんだと再確認できました。ありがとうございます。

    あと、「GeoWiseCamera」使わせてもらってますよぉー。

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