
往年のシューティングゲームに熱中したファンが目頭を熱くする、iPhone用縦スクロール型シューティングが登場しました。「XEVIOUS」や「ZANAC」にハマったファミコン世代のオジサンたちは要注目です。
美しいグラフィック、滑らかなキャラの動き、気分を盛り上げるSE/BGM等、iPhoneの性能を限界まで使い切った実装技術はまさに一級品。こんなゲームがたったの600円で買えてしまうなんて、ゲームプラットフォームとしてのiPhoneの素晴らしさに感嘆させられるタイトルです。
Glandariusで自分が特に素晴らしいと思った事は、iPhoneの操作インタフェースに完全に最適化されている事です。
iPhone用ゲームでは仮想的なパッドを用いるのが一般的になっていますが、特にアクションゲームにはこの操作性はあまりマッチしているとは言えません。ゲーム中にタッチ場所がずれた事に気が付かないんですよね。そして誤操作がストレスになってしまう。そのままアンインストールという道を辿ったソフトは少なくないでしょう。
Glandariousでは、指一本でのタップとスライドだけですべての操作が行えるようになっています。スライドも左右のみで、複雑な動きは求められません。操作方法を極限までシンプルにする事で、よりゲームの世界に没頭する事ができるんですね。
そしてもう一つ、レーザーのロックオン機構の気持ち良い事と言ったら! タップしたまま敵機の前を横切ることで最大4機までロックオンできるのですが、弾幕を避けながらMaxロックオンが完了するまで我慢し、放ったレーザーが敵機を一掃した時の爽快さは格別です。
自分はまだStage 3のボスを倒せずにいるのですが、先に進むためのコツを少し紹介しましょう。
自機を左右にしか移動できないため、弾幕を張られた場合に逃げ場を失ってしまう場合が良くあるのですが、そんな時はわずかな隙間を目がけて素早く移動してみてください。意外と高い確率ですり抜ける事ができます。
それと、タップで掃射しつつ自機を左右に振りながらのレーザー発射の組み合わせが高ポイントの秘訣ですね。レーザーの方が破壊力が大きいので、地上の敵を倒すのはレーザーを使うのが効果的です。この戦法の方が得点が高く自機も増えてウマーです。
最後にマイナスポイントも挙げておきましょう。平均点はおしなべて良い優等生的なんだけど、無難にまとまり過ぎているというか特徴がないというか。強烈な引きがないんですね。非常に良く出来たタイトルだけに惜しい。
世界観がヤバイとか音楽がキレてるとか、1点だけでもとんがった所が欲しいですね。例えば、ロックオンのシステムは「Rez」に近いのですが、トータルの気持ち良さでは全然負けちゃってますからね。
こんな所感はピュアなゲーマーは持たないのかも知れませんが、こんなヘンテコななんちゃってゲーマーも居るという事で。
ともあれ、ハイスコア目指してやり込める度の高いゲームですね。縦シュー好きなら買って損はありません。
【AD】