Fulcrum Racing 1の異音解消に挑む:効果ナシ編

Fulcrum Racing1 Hub Maintenance

確か去年の10月頃だったと思うのですが、自転車で走行中に「ピン ピン ピン」という異音が発生するようになりました。まるでホイールのスポークに何かが当たっているような音です。

もちろん接触しているものなんてありません。色々と試してみたのですが、作業台でペダルを回してもローラー台で走っても異音は発生しない事が分かりました。ディレイラーまわりかなとも思ったのですが、ギアチェンジしても異音の具合が変わらないので、これはホイールの問題だなと当たりを付けて調べはじめたのでした。

ちょっと長くなるので、2つの記事にしますね。まずは効果がなかったハブのグリスアップからです。

今回は少々慌てて作業を開始しました。それはネットで調べ中に、全く同じ症状で「ハブが緩んでて締め直したら直った」という事例があったからです。この状態で放置しているとベアリングやシャフトを傷めてしまうので、これわイカン!と慌てて対処を始めたのでした。

もしこれが原因ならハブを締め直せばいいのですが、せっかくの機会なのでグリスアップしてみることにしたのでした。Fulcrumのハブって比較的簡単な構造という情報があったので。メンテも兼ねるので前後輪の両方に施します。

バラシ中にちょっと困ったのは、どうもマニュアル通りにならない事。普通に取り外していくと、図の2つの部品の順番が逆になるんですね。そして左側の矢印のパーツがその3つ右側のパーツにハマってて、簡単には外れませんでした。

Racing1_Hub

一度バラし終わってみるとなーんだと思う事ですが、最初は冷や汗かいてしまいますね。

そしてベアリング部分に入っていたグリスをきれいにぬぐって、新しいものを充填します。ここでも問題が発生します。オリジナルのグリスは乳白色でかなり粘度の低いものですが、自分の手元にあるのは粘度が高いDura-Aceのグリスだけです。回転が鈍くなってしまうのは確実なのですが、問題を長引かせるよりはマシという事でDuraグリスを使う事にします。

適当な分量が分からないので、ちょっと多めに入れてみました。足りないよりはいいだろうという事で。

Fulcrum Racing1 Hub Maintenance

ベアリング部分にはフタをして、後輪のフリー部分もグリスを入れ替えます。

Fulcrum Racing1 Hub Maintenance

そして組み直し。特に問題はなかったのですが、良く分からないのが玉当たり調整です。マニュアルにも書いてないので目分量でやるしかありません。ロックリングを手でねじ込んで入らなくなった所から少し戻すという超いいかげんなやり方です。「Fulcrumは玉当たり調整不要」という情報が複数みられたので、まぁいかと。

組み終えて手で回してみると予想通りの堅さです。ロックリングを弛めても変わりません。やっぱ早めに別のグリスを手配すべきだなぁ。

それで結果ですが、タイトル通り効果ナシでした。音の大きさも全く変わらないので、ハブが原因じゃないんだなぁという事だけは分かりました。確かに、今回の異音の要因になりそうな箇所は見あたりませんでしたからね。

回転が重くなったうえに異音も解消せずで少々ブルー。唯一良かったのは、ラチェット音が非常に静かになった事。1/10くらいになったんじゃないかな。Fulcrumの攻撃的なラチェット音を静かにしたい場合は、フリー部分に粘度の高いグリスを多めに入れると良いかもしれません。

ちょうど3年前に買って今までノーメンテだったRacing 1ですが、こんなに簡単ならもっとこまめにメンテしてやりたくなってきました。異音は解消しなかったけど、良い勉強になりました。近いうちにもう一度グリスアップします。

なお、今回の作業は完全に我流ですので参考程度に留めておいてください。不安な方はショップに相談しましょう。

次回の記事は「効果アリ編」です。おたのしみにー。

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フルクラム RACING1 クリンチャーホイール

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