
しばらく引越でゴタついててレビューを書けなかったのですが、12/15にリリースされたArcade Fireのドキュメントムービー”Miroir Noir”を購入しました。こちらもネットでの通販+ダウンロードという今流行の販売形態です。
Miroir Noir – Arcade Fire – Neon Bible Archives – Video – DVD
本作は、去年の奇跡的傑作アルバム”Neon Bible”のレコーディング風景やオフショットに加え、白熱のライブの模様が収録された76分。監督は彼等の友人でミュージックビデオや公式サイトも手掛けるVincent Morisset。撮影は今やひっぱりだこのVincent Moonが担当しています。
今年の自分的最大の後悔は、2月のArcade Fireの来日公演に行かなかった事なのですが、本作を観てさらにその思いが強くなってしまいました(泣)。
本作はDVDとして来年3月末にリリースされるもので、予約購入をすればすぐにダウンロードして観る事が出来ます。ダウンロードだけの商品も用意されていますので、パッケージが不要な方はそちらを選ぶのも良いでしょう。
DVDパッケージは通常版と豪華限定版の2種類。限定版にはSaturday Night Liveでのライブ映像のディスクが加えられた特殊パッケージです。円高という事もあり、自分は限定版を購入。送料・手数料込みで$38.98ナリ。

サイトでの決済が完了するとダウンロードリンクが記載されたメールが届くので、そこからダウンロード。最初に試した時はサーバが混雑していたようで、何度も失敗してダウンロード可能回数をオーバーしてしまいました。サポートに連絡し、カウントをリセットしてもらいやっとダウンロード完了。せっかく速攻で観ようと思ったのに、入手できたのは購入から数日後。
さらに、1280x720pixelのLarge版をダウンロードしたのに実は960x540pixel版だった事が判明し、再ダウンロードを強いられるなんて事も。
とまぁ色々と問題があったのですが、作品自体はそんな入手の苦労を吹き飛ばすくらいの素晴らしさでした。
まずはなんといっても、Vincent Moonの作り出す圧巻の映像美。Take Away Showsでお馴染みの、過剰なコントラストで白飛びしているにも関わらず、彫りの深い豊かな映像が満載です。そして自由過ぎるカメラワークもライブの熱狂を強調します。
Take Away Showsにも登場したこちらの2曲のクリップも本作に収録されています。これを観れば作品の雰囲気は伝わるでしょう。
Neon Bible / Wake Up
ドキュメンタリー作品にありがちな面白みのないインタビュー映像などはなく、メンバーの電話越しの音声をコラージュする等、なかなかににアーティスティックな作りになっています。日本では観る事のできない、アルバムNeon BibleのTVスポット映像も挿入されてるのも楽しい。
そして際立つのは、なんといってもArcade Fireというバンドの素晴らしさです。彼等が作り出す美しくも強靱な楽曲のかけがえのなさが胸に迫ります。レコーディング中のパート単品の音たちですら素晴らしいのに、それがバンドアンサンブルになった日にはそれはもう…。現在最も注目すべきバンドである事は間違いありませんね。
監督のVincent Morissetは、Sigur Rósの今年のツアーの模様も作品にする予定だとか。こちらもとても楽しみ。ちなみに、本作のタイトル”Miroir Noir”はフランス語で、”Black Mirror”の事。”Neon Bible”の1曲目です。
海外通販が苦手でなければ購入される事を強くお薦めします。それでは最後にトレーラーをどうぞ。
【2008.12.28 追記】
本作に収められている未発表曲”Burning Bridges”の無料ダウンロードも開始されてますね。インストゥルメンタル曲です。要メアド登録。
http://www.miroir-noir.com/download/
(via New Old Arcade Fire – “Burning Bridges” – MP3 – Stereogum)
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