日曜日に東京ミッドタウンで開催された『第5回 DEMOsa』に参加してきました。
前回参加した第4回のDEMOsaはiPhone祭りという事でプレゼン内容もiPhone一色でしたが、今回はそういうシバリもなく非常にバラエティに富んだプログラムでした。MOSAのフトコロの広さを体感できるプレゼンイベントでしたね。
ここでは特に印象に残ったプレゼンをピックアップしておきます。
自分の趣向的にMacintosh/iPhone系のプレゼンに興味が偏ってしまいがちなのですが、今回もやはりそうでした。
中でもダントツだったのは「ウチで作ったAppのご紹介」というプレゼン。XeNN inc.で開発した “Memory Tree”, “Motion Comics Player”, “i坊主” という3つのiPhoneアプリの紹介なのですが、特に “Memory Tree” というアプリに感動してしまいました。

この “Memory Tree” は、iPhoneのカメラ, GPS, 加速度センサー, ネット接続機能をフルに活かした新発想の無料アプリです。
カメラで写真を撮り、iPhoneを外向きに振る(飛ばす)ジェスチャーでサーバにアップし、思い出をアーカイブする。ある場所でiPhoneを縦に振り下ろす(キャッチする)ジェスチャーで、同じ場所で撮られた写真をサーバからダウンロードし、思い出を共有する。こんなにシンプルな操作で、こんなにも面白い体験ができるんですね。GoogleMap上で写真のサムネイルをクリックするUIを遙かに凌ぐユーザ体験です。

次回のバージョンアップでは、時間軸ベースの共有もできるようになるとか。キャッチ操作をした同時刻の世界中の写真を取り寄せることができるそうです。聞くだけでゾクゾクしてきますね。
このアプリに関してプレゼンターの宮田氏いわく、「Googleは膨大なお金をかけて世界中をキャプチャ(StreetView)しているが、ウチは一人の開発者のメシ代だけで家の中まで入り込んだ」とか。物は言い様だけど、そう言われるとスゴく思えてきますw。いや、事実スゴイんですけどね。
未発表の “i坊主” もなかなか面白くて、あのカウベルアプリのようにiPhoneを振ると木魚の音がするという、これも超シンプルなもの。しりあがり寿書き下ろしのイラストが使われてるという贅沢仕様なんだけど、使ってる人はそれを見る事が出来ないという馬鹿馬鹿しさ。是非公開して欲しいものです。
宮田氏はなかなかハードなヴィジュアルな持ち主なんだけど、話術の巧みさでずいぶんと笑わせてもらいました。最後の質疑応答で、「開発で最も苦労した点は?」「AppStore申請時の英語」というおトボケっぷりも素敵でした。
iPhone関係では、「iPhoneの正体はバーチャル体感デバイス」というプレゼンも面白かった。いや、プレゼンはちょっと危なっかしい感じだったんだけど、デモが凄かったですね。ロストプラネットばりにグリグリ動く3Dにはちょっと驚き。これで3Dシューティングゲームとか出来てくると楽しいだろうな。
「新概念の入力ツール デジタルメモ『ポメラ』のご紹介 」では、引き算的デザインをやり抜く苦労が非常に良く伝わってきました。国内の製品にはほとんど見られないアップル的なアプローチによる製品が、こうして世に出て来た事は非常に喜ばしいし、こういったデザイン手法が広まってくれることを切に希望します。
機会があればまた参加したいです。
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