『BikePower』でトレーニングのモチベーションが高まる?

いつの間にか、こんなアプリがリリースされていました。自転車競技用のパワー計算用ソフトですね。
体重, 車重, スピード, 斜度, 風速といったパラメータを与えることで、ペダルを回すパワー(ワット)を簡単に算出してくれます。単にパワーが見られるってだけだと「ふーん」で終わってしまいそうですが、少し工夫するとトレーニングやダイエットのモチベーションアップに繋がるかもしれません。
そんな使い方をちょっと試してみました。
ソフトの解説にもある通り、
- 体重が5lbs(約2.3kg)減ったらどれくらい速くなるのか?
- 軽いバイクを買ったらどれくらい速くなるのか?
- 太いタイヤにするとどれだけ遅くなるのか?
- 標高5,000mのの場所に住めばどれだけ速くなるのか?
といった使い方をする事を意図しているようです。それにしてはUIがイマイチなんですけどね…。
それでは自分のデータを使って試してみましょう。Mt.富士ヒルクライムでの自己最高記録を使ってみます。
コースプロフィール
距離 24km, 平均勾配 5.2%, 中間地点の標高 1,742m
自己最高記録
時間 1時間17分22秒, 体重 56.7kg, 車重 6.6kg, 平均速度 18.58km/h
これらのパラメータで平均パワーを出してみます。転がり抵抗(Rolling Resistance), 空気抵抗領域?(Wind Drag Area), 伝導効率(Transmission Efficiency)あたりは分からないので、とりあえずデフォルトのままで。風速もゼロで。

219.1ワットだそうです。
では、体重と車重を合わせて60kgにしてみるとどうなるのか。他のパラメータは変わらないものとします。

おっと、速度が19.3km/hにアップしましたよ。これで距離を割ってやると、なんと74分台に突入です! 同じパワーを保ったまま3.3kgの減量をすれば、憧れのシルバーステッカーに手が届くという事ですよ。
細かい事を言ってしまうと、ウェアやボトルの重量を含めていないとか、風が同じゼロって事はあり得ないだろとか、体重落として同じパワーを保つのは難しいだろとか色々と突っ込み所はあるのですが、参考数値としては悪くないんじゃないでしょうか。具体的な目標が見えてくるとトレーニングのモチベーションも保ちやすいですしね。
この結果を見て、肉体を研ぎ澄まして減量&パワーアップに努めるのか、財布の中身を削ってバイクの軽量化に走るのかは人それぞれでしょうけど。いずれにしろ、年々衰えゆく老体にむち打って走る我々には、根性論だけで突き進んでる時間は残されていませんから。
それでソフトの使い勝手なんですが、上記箇条書きのような使い方を想定していると言いながら、パラメータの画面配置がヘンですよね。少なくとも、重量の項目はメイン画面に置いて可変にすべきでしょう。あと、スライダーって数値を細かく設定するのには向いていないので、そこも工夫が必要。あと、通信機能を活かしてタイヤのモデル名を入れると転がり抵抗とかを引っ張れたりすると理想的なんですけどね。そんなメーカー横断的なデータベースなんて作れないか。
自分的評価としては、これだけの機能に450円は高いなぁ。ニッチさを考慮しての値段だって事は分かるけど。うーむ。
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