『Sigur Rós Japan Tour 2008』で蕩ける
これが何度目かの来日になるシガー・ロスですが、自分もやっと生で観ることができました。そして蕩けました。
前作までの彼等のイメージは、まさにアイスランドの美しくも過酷な自然をサウンドで表現したバンドというものでした。ライブの方も静寂と轟音につつまれ、荒涼とした大地で冷たい風に吹かれているようなイメージだったんですね。そして、前作の吹っ切れたようなサウンドにより、そんな凛とした彼等に太陽の熱が加わったのでした。
そしてライブの方もまさにそんな熱を湛えた力強い演奏。弓で弾くギター、足踏み式オルガン、ビブラホン等々、これまでのシガー・ロス的記号の中に、ハンドクラップが高らかに鳴り響く “Gobbledigook” 等の高揚感のある曲たち。ステージの演出も地味ながらツボを押さえた美しいものでした。
ライブ映像で良く見てたストリングやブラスの入らない編成だったのはちょっと残念だったかな。出来る事なら豪華編成で観たかった。ヨンシーの声の調子が良くなかったようだけど、ライブでしか聴けないファルセットの超ロングトーンをはじめ素晴らしいパフォーマンスでした。ほんと観られて良かった。もちろん今年の個人的ベストライブです。
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