Eye-Fiの機能拡張を試してみる #2


Eye-Fi Card & Optio W60

前回、Eye-Fi CardのジオタギングとHotSpotからのアップロード機能のセットアップまでの事を書きました。

wigglin’ bloggin’: Eye-Fiの機能拡張を試してみる #1

そして、先日のハワイ滞在中に実際に試してみましょうという事だったのですが、結果から言うと残念ながらうまくいきませんでした。そのあたりの顛末と、あれこれ考えた事を書こうと思います。

まずは試してみた時の状況から。

前回も書いた通り、Eye-Fi Cardで使えるHotSpotはWAYPORTというプロバイダのものです。出国前にそのポイントがある場所を確認しておいたので、あとは写真が詰まったEye-Fi Cardをカメラに装着してそこに行くだけです。

iPhone 3GのWiFiFoFumというWi-Fiサーチアプリを使って現場に赴きます。場所はワイキキのBeachwalkという新しいショッピング通りです。

Wikiki Beachwalk

WAYPORTのAPも複数見えてるので、イケそうですね。

iPhone & WiFiFoFum

おもむろにカメラの電源をONに。あとは写真が転送されるのをじっと待つだけです。ここで、Eye-Fi Cardの弱点が露わになってきます。

これはいろんな所で言われている事ですが、カメラはEye-Fi Cardの存在を知らないので、勝手に電源を落としてくれちゃいます。これはまぁ仕方ないので、オートパワーオフを切っておく等で対処。あるいは、通電してれば動作してくれるので、PowerBank slim等のUSBポートのあるバッテリーにカードリーダで接続しておくとか。

もう一つが致命的なのですが、Eye-Fi Cardが転送処理を行っているかどうかが全く分からない事です。PC/Mac上のEye-Fi Manager経由で転送している場合は画面を見ていれば分かるのですが、HotSpotだとそれが全く分かりません。今回の失敗のポイントもここですね。

その時に使ったEye-Fi Cardにはすでに200枚くらいの写真が入っていたので、全部を転送することは到底無理です。しかも、実験を行ったのが帰国日の朝だったのであまり時間がありません。それでも1枚でも送れればいいので、ベンチに腰掛けて待つ事30分くらい。怪しまれないように、読めもしない英字新聞をめくりつつ。

たとえ失敗してもやり直してる時間はないので、結果は帰国してEye-Fi ManagerやSmugMugを確認する事にしました。で、案の定うまくいっていなかったと。写真が転送されている形跡はどこにもありません。

今にして思えば、もっと早く試していればiPhoneでSmugMugを覗いて確認する事はできたはずです。遊び惚けてせっかくのチャンスを無駄にしてしまいました。反省。

 

少し前に、Eye-Fi Cardの国内販売開始のニュースが伝えられましたが、SkyhookやHotSpotの利用を前提にした最上位モデルのEye-Fi Exploreもリリースされるんでしょうかね? その場合、前提としているインフラ環境はどうなるのでしょう? 国内サービスにローカライズされるのかな? いずれにしろ、今回体験したような使い勝手の悪さは残るわけですが。

というか、カメラ本体にEye-Fi Cardの機能が実装されていればそんな不便な思いは必要なくなるんですよ。カメラメーカーさんは何故そういう製品を出してこないんでしょう? それはカメラ屋の範疇外という言い分なのかもしれませんが、ユーザ的には首をかしげざるを得ません。まさか「通信機器の認可がまんどくせ」というしょうもない理由じゃないですよね。

ユーザの利用スタイルにハード側が合わせてきた代表プロダクトとしてiPodがありますが、それがどのような成功を収めたかはご存じのはず。カメラの世界でも同様の事が起きると… なんて危機感は抱かないんでしょうか。

カメラは画像を切り取る事に専念すべきという考え方もあると思うのでそこは百歩譲ったとして、じゃぁアクセサリで実現するという方向もあるはずです。例えばフォトストレージ。

ディスプレイでプレビューを見ながら、写真毎に転送指示できると素晴らしいですよね。時間に余裕がある時は全転送という指示もいいでしょう。そして転送状況の確認機能は必須。通信機能としてWi-Fiは内蔵して欲しいけど、外付けでもまぁ許せる。Wi-Fiじゃなくてe-mobile等を使いたい人もいるだろうから、USBタイプのデータカードにも対応。LANポートを付けるというのもありでしょう。

あまりやり過ぎるとPCと変わらなくなっちゃうのでその辺はバランスを考えていただくとして。でも、カメラ本体がこれらの機能を備えてくれればベストというのはもちろんです。

自分的には、かつてのiPod photoのように、iPhoneがカメラから写真を取り込む機能を備えてくれると最高に嬉しいんですけどね。そうすれば使い勝手の良いフォトストレージにもなるし、通信機能も備えてるから上記のようなデバイスにも簡単になれちゃう。アイディア料は要らないから、誰か実現してくださいw。

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ニコンが比較的昔からWiFi対応のデジカメを出してますね。
以前はニコンの独自サービスであるmy Picturetownとしかやり取りできなかったようですが、新しいのではフォト蔵にアップロードできるようなことも書かれています。
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/compact/coolpix/s52c/features03.htm
何れにせよFlickrに対応して欲しいところではありますが。

> vm_converterさん

あれ、全然知りませんでした。あまり話題になっていないのは、やはり対応サービスの問題でしょうか。
使い勝手が気になる所ですが、とりあえずやる気はなくはないというのが分かって一安心です。
情報ありがとうございました。