
とりあえず今回は散財せずに済みそうなので、ほっと胸をなで下ろしています。
個人的な今回の目玉はなんといってもiTunes 8のGeniusです。データ送信がなかなかうまくいかず、使えるようになったのはリリースから1日後れだったのですが、この新機能のおかげでiTunesで音楽を聴く時間が飛躍的に伸びてしまいそうです。これはヤバい。
iPhone 2.1はとりあえずiPod touchに入れてみましたが、バックアップ処理が劇的に短縮されてます。iPodでのGeniusプレイリストもGood。新nanoも実物を見てきましたが正常進化にして最高傑作でしょう。
まずはiTunes 8から所感など。
自分のミュージックライブラリは現時点で26,410項目, 126.09GBとなかなかのサイズなのですが、これだけの容量になると色々と不具合が出てくるようです。
まず、初回起動時にアートワークのサムネイル生成処理が行われるのですが、この処理中に必ず異常終了してしまいます。何度やり直しても必ず落ちてしまうので、仕方なくスキップして使い始めることにしました。パフォーマンスに影響するとの事ですが、機能的に問題ないのならまぁいいかと。次回のアップデートし時にでも再チャレンジしてみます。
次に、Genius機能のためにライブラリ情報をAppleに送信するのですが、ここでも引っかかってしまいました。何時間待ってもなかなか送信が完了しないのです。3回目のやり直しでようやく送信が成功しましたが、その時の所要時間は数分しかかからなかったので、きっとタイミングの問題だったのでしょう。
Appleストアのジニアスバーのシンボルがアイコンに使われてるGenius機能は、プレイリストとサイドバーの2機能から成りますが、いずれもかなり使い甲斐のありそうな機能です。
いろんなタイプの曲でGeniusプレイリストを試してみましたが、なかなか悪くない選曲です。最初は同ジャンルのものを引っ張ってきてるんじゃない?とも思ったのですが、そんなこともありませんでした。
たとえば “Artist:Herbert / Genre:House” でGeniusプレイリストを作ると、”Artist:Cornelious / Genre:Pop”, “Artist:Hot Chip / Genre:Alternative”, “Artist:DJ Shadow / Genre:Hip Hop”, “Artist:Jaga Jazzist / Genre:Jazz” なんて、ちょっと感心してしまうような選曲をしてくれました。
印象としては、従来のシャッフルに比べて安心感はあるけど意外性はないといった感じでしょうか。完全なランダムではなくテイストが似たものを並べてくれるので、FMの音楽番組を聴いているイメージといえば近いかな。イマイチなのは、人気のある曲が優先的に選ばれる傾向がある点。開始当初はiTunes Storeのレコメンと傾向が近いんでしょうね。集合知が集積してくるとまた印象が変わってくるでしょう。
Geniusサイドバーもかなりイイ感じ。というかヤバイ。自分が持っていない曲がある事を知らずに済んでたのに、これで白日の下に晒されてしまいます。「ん?キミこれ持ってないの?それでもファンのつもり?」ってね。ワンクリックで試聴できちゃうのもマズイでしょ。散財したくない時はサイドバーは隠しておくのが良さそうです。
AirTunesが動かなくなったっていう報告もあるようだけど、ウチでは問題なく動いていますね。
次。iPhone 2.1はバックアップの高速化、日本語入力の高速化、Geniusプレイリストへの対応が目立ちますね。iPod touchで使ってますが、今はメイン機じゃないので、本格的に使うのはiPhone 3Gをアップデートしてからになるでしょう。
メディアではあまり触れられていませんが、iPodでのGeniusプレイリスト作成もかなりイイ感じですよ。曲を再生中に、画面上のGeniusボタンを押すと1秒程で25曲(これは固定っぽい)が選ばれます。気に入らない場合は再作成もできるし、保存する事も可能。
この機能は、iTunes側でGenius機能をオンにした後にiPod touchと同期するまで使えなかったので、iTunesからGeniusに必要な情報が取り込まれているのでしょう。
この機能の利用シーンはこんな感じでしょうか。最初はシャッフルで聴きはじめ、今日の気分に合った曲が流れたらその曲を元にGeniusプレイリストを作り、以降はそのプレイリストを楽しむ。
最後にiPod nano。Appleストアで実物を見てきましたが、過去の全ガジェットの中でもトップクラスの製品でしょう。失業中でなければ絶対に衝動買いしてましたね。こんな小さな物体にここまでの機能が凝縮されながら、全く破綻なく美しく整っている。iPhone 3G以上にずっと触っていたいデバイスですね。
シェイクでシャッフルするのは本当に楽しいし、曲を選択して中央ボタン長押しでGeniusプレイリスト機能を呼び出せるのもイイ。店頭の展示品はGeniusの準備ができていないようでプレイリストは作れませんでしたが。
ところで、キーノートで再生されたビデオにニヤリとした日本人はどのくらいいるでしょうか。

『バス男』という最低の邦題が付けられたこの映画は、原題が “Napoleon Dynamite” という2004年の傑作コメディです。日本では劇場上映もなくDVD発売されただけですが、アメリカでは馬鹿ウケした作品です。日本では同じ境遇の、こちらも傑作の『スーパーバッド 童貞ウォーズ』とあわせてご覧ください。是非に。
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