旅の記録に最適なGPSトラッキングソフト『EveryTrail』


これ、iPhoneだけで作ったなんて言うと信じますか? 驚く事に、ホントにそうなんですよ。iPhoneのGPSでトラックログを採取し、iPhoneのカメラで撮影し、iPhoneの通信機能でアップロードして出来上がったものです。

GPSのトラックデータと写真データをアップロードすると、ジオタグを付けてマップ上に配置してくれるEveryTrailというサービスがあるのですが、そのiPhone版クライアントがリリースされたので早速使ってみました。自転車で近場をポタりながら作ったのが上のデータです。

これまでいくつかiPhone用GPSトラッキングソフトを試してきましたが、ついに本命登場といったところでしょうか。

まずは、こちらからアプリをダウンロードしてインストールしましょう。カテゴリが「旅行」になっている通り、旅の記録には最高のパートナーになりそうです。

20080920-01.jpg

アプリからも新規サインアップできるのですが、事前にPCでやっておく方が楽かな。

EveryTrail – GPS Travel Community, Share your GPS Tracks, Geotag your photos

アカウントを取得できたら、”Settings” でユーザ名とパスワードを設定しておきます。

こちらがアプリのメイン画面。GPSで現在位置を把握できたら “Start” ボタンがアクティブになります。

EveryTrail Record View

“Start” ボタンでロギングが開始され、タイマーが動き出します。

EveryTrail Record View

この画面は左上の “Map” ボタンでマップ表示に切り替える事が出来ます(スクリーンショットは撮り忘れのため割愛)。マップ表示では現在位置を確認することができますが、定期的に更新されるのでバッテリー消費が大きくなる事に注意しましょう。

“Photo” ボタンで撮影した写真は、位置情報と紐付けられます。写真データはEveryTrail配下に置かれ、カメラロールには保存されないので他アプリから使用する事はできません。

“Lock” ボタンは誤操作防止のためのものですね。GPSログを採るためには常時起動しておく必要があるため、意図しないボタン操作等でログ記録が終了してしまう事があります。それを防止するためのソフト的なロックなのですが、いまだにロック機能が実装されていないアプリが多い中、当たり前の事をきちんとやっている点は好感が持てます。

ロック画面はこんな感じ。右にスライドさせてロック解除です。

EveryTrail Lock

写真を撮ったりする際にロックを一時解除するという使い方ですね。

ログ記録を終了する際には “Stop” ボタンを押します。すると、ボタンが “Resume”, “Save”, “Clear”に変わります。

EveryTrail Record View

“Resume” は記録を再開、”Save” は一時保存してトラックを終了、”Clear” はログの破棄です。

通常は “Save” を選択する事になりますが、その場合トラックログや写真データは “Saved Trips” に保存されます。保存が完了すると、「記録したログをクリアして良いか?」と聞かれますので “OK” を選択しましょう。そうすれば、新しいログの記録を開始することができるようになります。

保存する際にはトラックの情報を付加することになります。

EveryTrail Saved Trips

入力が完了すれば即 “Upload” しても良いのですが、3G回線での写真のアップロードには時間がかかるので、一旦 “Save Draft” してWi-Fi環境に移動してからアップロードするのが良いでしょう。

EveryTrail Upload

こんなふうに、ログファイルと写真をアップロードしてくれます。アップロードが完了すると、”Saved Trips” からは削除されます。

アップロードしたデータはPC上から確認する事が出来ます。

20080920-02.jpg

今回は各写真のキャプションはPCから入力しましたが、”Trip Details” 画面右上のカメラアイコンから各写真を表示し、画面タップすることでiPhoneでも入力する事ができます。

注意点としては、EveryTrailが海外サービスのため一部の画面で日本語が表示出来ないこと。冒頭のウィジェット上でも写真のキャプションが文字化けしていたのですが、あれこれいじっていたら正しく表示されるようになりました。

iPhone用アプリがまだ初期バージョンという事で、不具合もいくつか見受けられます。ひとつはGPXデータをアップロードする際に標高データが欠落してしまう事。また、端末のタイムゾーンが無視されるようで、時刻表示がGMTになってしまします。このあたりはバージョンアップでの修正を期待しましょう。

冒頭のウィジェットは、PC画面で表示されるコードを貼り付けただけです。コンパクトな画面にうまくまとまってますよね。

とりあえずザッと試しただけなのですが、これまでのGPSトラッキングソフトとは一線を画しているのではないでしょうか。これが全部無料で出来ちゃうってのも凄い。お気に入りだったiTrailも霞んでしまう程です。

EveryTrailの事は少し前に見つけてて詳しいレビューを書こうと思っていたのですが、先にiPhoneアプリのレビューを書くことになってしまいました。Garmin等のハンディGPSで使う事を想定したサービスなので、別の機会にでもそちらの視点でのレビューも書く予定です。興味のある方は催促コメント等いただけると、早期に実現するかもしれませんw。

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App_Store_badge.png EveryTrail / GlobalMotion Media, Inc

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