Garmin Edge705 / 動作不良とかファームアップとか
ナビ機能のレビュー途中ですが、今回はちょっとトラブル事例を書いておこうと思います。
ある日、Edge705をお供に走りに行こうと思ったら、いつもと挙動が違っています。それなりの速度で走行していても、スピードがゼロと認識されてしまっているようです。Auto Pauseをオンにしていると、すぐにタイマーが停止してしまう。
地図表示では正しい位置をポイントしているので、GPS測位はちゃんと動いているようです。でも、速度がゼロとみなされているせいで、トラックログが記録されません。これでは使い物になりませんよ…。
まず試した事は、ケイデンスセンサー(GSC 10)のバッテリーの交換。ケイデンスはちゃんと測定できているのでバッテリー切れではなさそうなのですが、これで直るなら儲けものと試すもダメ。
次は、本体のファームウェアのアップデート。実は購入以来一度もアップデートしてなくて、バージョン2.20のまま使っていたのでした。変更履歴を見てみると、これじゃん!っていう修正項目を見つけました。
Made some changes to reduce 0 speed reporting when using GSC10.
あと、以前から困っていたAuto Pauseまわりの不具合への対応もされているようです。
Correct issue with repeated auto-apuse/resume when starting.
これで絶対に直るはず。なんだけど、やっぱダメ。確かに、これが原因ならもっと前から症状が出てるはずだしな…。
使っていて気付いたのは、ケイデンスセンサーをOFFにしてやれば、ケイデンス値は取れなくなるけど、GPS測位による計測でスピードは正しく取れる事が分かりました。とりあえず、これでトラックログは記録できるようになりました。
一通りの機能は回復しましたが、ケイデンス値が取れないのはもったいないのでさらに調べます。
問題切り分けのために、同じバイクにEdge305を取り付けて走ってみます。こちらは全く問題なし。てことは、705本体がイカレてるという一番嫌なパターンに近付いてきました。
そして問題発生から5日目、今日中に解決しなかったら修理に出すことにし、あれこれ試すもののやはり解決せず。朝になったら修理依頼を出そう… と決めて床についた時にキラリンと閃いたのです。「タイヤ周長の設定値だ!」。興奮を押さえつつ確認してみると、ビンゴでした。
冒頭の写真の通り、何故か周長の値が1mmになっていたんですね。周長1mmのホイールってどんなんだよ…。705ではずっとAutoで使っていたのですが、いつのまにかそんな値に変わっていたのです。Auto設定なので自動修正してくれても良さそうなんだけど、実寸と差があり過ぎると修正してくれないようです。
何度も設定を見直したのにこの設定の問題に気付かなかった理由は、ケイデンスセンサーをOFFにした状態だとこの項目が表示されないからなんですね。ついてないなぁ。
という事で値を修正してやります。Auto設定だと数値変更ができないので、一旦Customにした後に2100mmに変更し、再びAuto設定に戻します。これで走ってみると、元に戻りました…。ふぅ。
Auto設定による補正もちゃんと効いてて、2107mmになっていましたよ。
あー、疲れたけど直って良かった…。
今回の症状を見てみると、ケイデンスセンサーを有効にした状態だと速度センサーはそちらが優先されるって事なんですね。GPS測位が優先で、電波状態が悪い時だけに使われるものとずっと思っていたんですが、そこまでインテリジェントではないようです。図らずも勉強になってしまいました。
Auto Pauseまわりの修正も期待通りで、一時停止のたびに何度もピロピロ鳴らなくなりました。あまりにもうるさいのでトーンを消していたのですが、これでトーンが出せるようになりました。ナビのガイドを見落とさずに済みそうです。
もしファームウェアをバージョン2.20以下で使っている方は、バージョンアップをお薦めします。特にバージョン2.30では30項目以上も修正項目があるので、これは是非適用すべきでしょう。
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