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評価を保留せざるを得ない問題作『闇の子供たち』

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闇の子供たち (2008年, 日本)
監督・脚本:阪本順治
原作:梁石日
出演:江口洋介, 宮崎あおい, 妻夫木聡, 佐藤浩市, 他
公式サイト:http://www.yami-kodomo.jp/

目を背けちゃいけないと我慢して観たけど、上映中何度も吐きそうになった。実に嫌なもの観てしまったけど、これが現実なんだろうな。観終わった後、自分の頭の中には「気色悪い日本人」という言葉が渦巻いていました。

坂本順治監督が幼児売春や臓器売買といった闇の世界に直球勝負で挑む超ハードコア作品。激しくお薦めするけど、内容が内容なので無理に観ろとは言いません...。

日本新聞社バンコク支局で、幼児人身売買を取材する記者、南部は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を得る。知人に金を握らせ、臓器密売の元仲介者に接触した南部は、提供者の幼児は、生きたまま臓器をえぐり取られるという衝撃の事実を知る。取材を続ける南部は、ボランティアの少女、恵子と知り合う。純粋すぎてすぐ感情的になる恵子に苛立つ南部だが、善悪に対する感覚が麻痺している自分を恥じてもいた。というお話。

こんな大物美形俳優が大量出演しているにも関わらず、醜い物を映し出す事に手加減は全くなし。やり過ぎだろってくらいの描写が凄まじいです。子供を持つ親が観たら確実に泣くぞこれ。数日、数週間は引きずるに違いない。

それでも、国際的に人権問題が叫ばれるようになってきた近年は、昔に比べるとマシにはなったのかもしれないですね。その昔の事なんて想像したくもないけど。

映画作品としては、冗長なプロットがあったり演出が芝居的過ぎたりはするんだけど、内容が衝撃的過ぎて些細な事は帳消しになってしまいますね。自分が好きになれない日本映画的な要素がたんまり入ってるんだけど、それも許せるというか。

しかし、こういうの観ると自分の無力さが身にしみますね...。出来る事といったらこうしてブログに書く事くらい。一人でも多くの方に観てもらえれば嬉しいです。

ちょっと映画のレビューっぽくないけど、あまり冷静に作品に接することができなかったのでご了承ください。

では、トレーラーをどうぞ。

 

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日時: 2008年08月09日(土) 08:06

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