日本語での使用は厳しいけど可能性を感じさせる「EVERNOTE」

EVERNOTEのMac版クライアントがリリースされたので試してみました。TechCrunchから招待してもらえたので、すぐにインビテーションをもらえました。感謝。
TechCrunch Japanese “Evernote、Macクライアントをリリース(さらに先着2千人を招待)”
Evernoteは、テキストやWebクリップ, 手書き文字, イメージ, 写真等をなんでもクリップすることができ、テキストだけでなくイメージ中の文字まで検索できるようになるという驚きのサービスです。ざっと試してみましたが、現状では日本語対応がかなり限定的なので、日本語メインで使おうとするとちょっと厳しいという感じです。
この説明だけだと分かり難いと思うので、こちらのビデオをご覧ください。初めて見る人は、かなりびっくりするでしょう。高解像度版はこちらでどうぞ。
ポイントは、クリップしたデータはすべてサーバ側に保存し、文字認識もサーバで行うというところ。デスクトップクライアントは登録するデータをサーバに渡す入り口であり、サーバで認識した文字データを受け取って検索を行うためのフロントエンドでもあります。
すべてはあちら側に保存されるので検索や閲覧はどこからでもできるし、デスクトップではさらに使い勝手の良いネイティブアプリを使うことができる。携帯カメラで撮った写真をメールで登録するためのアドレスも発行されます。
問題は日本語がどのくらい使えるかという事ですが、イメージ中の日本語の文字認識はできません。これはまぁ仕方ないですね。日本のOCRベンダーと組む等しないと難しいでしょう。
検索については、デスクトップクライアントとWebブラウザでは挙動が異なります。イメージからの文字抽出はできないので、テキストで登録したものだけが検索対象になるのですが、デスクトップクライアントの検索窓からの検索では何故かヒットしません。ドキュメントを選択してから検索窓に日本語を入れるとマッチした文字の位置を示してくれるので、これはバグのような気がします。

また、各ドキュメントにはタグを付ける事ができるのですが、日本語タグでの検索は問題なく行うことができます。ただ、このサービスの魅力はなんでも全文検索できる事なので、タグ付けで補完するというのは無理矢理な使い方ですよね。
ビデオでも見ることが出来ますが、Mac版クライアントでは検索でどんどん絞り込まれていく様子がトランジション表示されるんですよね。これがとっても気持ち良くって、それだけでも是非使っていきたたいと思わせるものがあります。
なお、Webブラウザ(Safari 3)からの検索は、日本語を入力すると文字化けしてしまうので使い物になりません。
個々の技術は特別なものではないのですが、それらをうまく組み合わせるとこんなにも使えるものが出来るというお手本のようなサービスであります。正式版がリリースされた後でいいので、日本市場にも目を向けてくれると嬉しいなぁ。




