Carsten Nicolaiの新プロジェクトは極上の心地良さ「aleph-1」
Alva Noto名義での坂本龍一とのコラボ作でお馴染みの天才ミュージシャン、Carsten Nicolaiの新プロジェクトです。意外にも、これが初の国内盤リリースとの事。
aleph-1とは、「無限よりも濃度の濃い無限」を表す数学上のタームだとか。何のことかさっぱり分かりませんが、極度に無駄を排したミニマルなループサウンドは、たしかに無限に続く時間を連想させられます。
などと言うと、要はこれまでと同じって事ね、となってしまいそうですが、決定的に違うのは音の柔らかさ。アジアの打楽器(名前が思い出せない)のようなアタックが曖昧でゆったりとした輪郭の音が、幾重にも重なる波紋のように描き出す幾何学模様が非常に美しい。同じ浸透圧の液体の中でゆったり漂っているかのような心地良さです。
そして、よくあるふんわりとした雰囲気だけの音楽とは違う、しっかりした質感を伴っている点もさすがニコライ先生のお仕事であります。曲名もいかにも数学っぽさ満点の”C A A 01x”とか”C A F 0.2n 1″といった変態っぷり。
こんな説明じゃちっとも分からないと思いますが、興味を持たれた方は以下にて試聴してみてください。アルバムの1曲目を聴くことができます。
CDは紙ジャケットの非常に美しい作品になっていますので、ショップでみかけたら手に取ってみてください。
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