パッケージ的にはかなりドイヒーです「デイヴィッド・リンチ インスタレーション」

「インランド・エンパイア」の初回限定生産パッケージが発売されました。かなりの豪華仕様で登場した訳ですが、これは果たして買いなのか?という事で、パッケージの中身をみてみましょう。
DVDは、「インランド・エンパイア」と「リンチ1」の2枚組。「インランド・エンパイア」は3時間の長編が1枚に収録されてる訳で画質的にどうよ、と思うかも知れませんが、そもそもがDVカム撮影のざらついた映像なので問題ないでしょう。本編が2枚に別れるよりはこちらの方が良い。
「リンチ1」は、リンチに2年間密着したドキュメンタリー作品です。85分とかなり見応えあるボリューム。ファンの多くは、これ目当てでこのパッケージを買うんでしょうね。「インランド・エンパイア」のメイキングをはじめ、ドローイングや家具、写真等の制作場面が多数収められています。これを観れば、リンチ自身がアート作品なんだという事が良く分かる作品です。
DVD以外では、「インランド・エンパイア」の英語版台本(176ページ)、ビジュアル集、ヴェネチア映画祭で配布されたプレスの縮小版(21枚)が付いています。台本とビジュアル集が1冊の本になっていて、2枚のDVDがその中に収められているという形態です。
この英語版台本って必要かなぁ。作品研究にはいいのかも知れないけど、普通の人は要らないのでは? 日本語訳されてばまだ読む気も出たかもしれないけど、これじゃただの手抜きにしか思えませんね。こんな分厚いもの、DVDに収めちゃえばいいのに。無駄に厚くして豪華っぽく見せてるだけでしょう。プレスは量が少ないからまだ許せるけど、これも無くていい。
で、問題は値段です。8,190円って、そりゃみんな怒るよなぁ。 要らないものを除けば実質DVD2枚だもん。内容は違うけど、US版2枚組DVDなんて$19.99ですよ。日本の消費者は間違いなくナメられてますな。
余計なもの付けずにUS版のDISK2を付けてくれてれば、まだ評価してあげてたのに。US版DISK2には、「インランド・エンパイア」の未収録シーンを集めた”More Things That Happend”をはじめ、”Lynch 2″他、211分もの映像が収められてるんですよ。これ、英語版でもいいから買おうかなと思ってます。
こうやって消費者を敵に回すから違法コピーがなくらならないって事、いいかげん学習して欲しいもんですな。ま、言いたいことはアンケートにぶつけることにします。ちゃんと読んでね、角川さん。
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