Apple/Jobs関連書籍を一気読み

12月から1月にかけて発売された、AppleとSteve Jobs関連書籍を読んでみました。

著者の両名は筋金入りのAppleウォッチャーであり、それ故に読む側の心構えも一段と高まります。

「iPhoneショック」はiPhoneをキーワードに、Appleのものづくりの秘密を解き明かしたもの。「スティーブ・ジョブズ」「iPodをつくった男」はAppleの歴史を軸にJobsのキャラクターをあぶり出した物です。また、「スティーブ・ジョブズ」は大判サイズの写真集的な作りになってて、ガレージカンパニーだった頃から2007年までのJobsの写真が多数収録されており、ファンとしては非常に嬉しい一冊になっています。

長年Appleを見つめ続けてきた両氏ですから、収録されたエピソードもはじめて聞くものが多く、そのひとつひとつに感動したり、驚いたり、笑みがこぼれたり、震え上がったりしてしまいました。これ、映画にしてもかなりイケるんじゃないでしょうか。Jobsの目の黒いうちには実現しないでしょうが、相当面白い物ができあがるはず。きっと狙っている映画人も多いのでは。

この3冊から共通して読み取れるのは、完璧を求め続けるアーティストとしてのSteve Jobsの人となりです。独裁者でありタフなビジネスマンとしても名を馳せる彼ですが、やはり芸術家としてのセンスが飛び抜けている点が、他のIT企業のリーダーと大きく異なるところでしょう。それがAppleプロダクトに見られるマジック・タッチの秘密である事は間違いありません。

そんなAppleのものづくりのエッセンスが、これでもかと詰め込まれていますので、プロダクトやサービスのデザインを仕事にしている方は読んでおいて損はないと思います。iPodは何故傷が付きやすいデザインをやめないのか、たとえ使いにくくなってもボタンを減らそうとするのは何故なのか、といったエピソードに興味があればなおさら。

それでは、Jobsがスタンフォード大学の卒業式で行った歴史的名スピーチ(字幕)を貼っておきます。もう何回観たかわかりませんが、観る度に大きな感動に包まれます。もっともっと広めましょう。”Stay hungry, stay foolish.”


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“iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり” (林 信行)

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