LA最良の出来事を体験できる幸せ「Live at Low End Theory / Daedelus」


Live at Low End Theory

米西海岸在住の天才クリエーターDaedelus(デイデラス)の新作”Live at Low End Theory” Daedelus - Live At Low End Theory です。タイトルの通り、LAで最も熱いパーティ”Low End Theory”でのライブ音源です。国内盤は、同パーティとラジオ局Dub Labでのライブ映像のDVDも付いててお買い得。というか、DVDが素晴らしいので買うなら是非国内盤を。

ノンストップミックスされたサウンドは、気持ちよさの粒々が奇跡的なケミストリーでハレーションを起こしたような輝きを放っています。これは必聴。

自分は2005年にNinja Tuneからリリースされた”Exquisite Corpse” Daedelus - Exquisite Corpse で彼と出会い、Plug Reserch, Mush, Laboratory Instinct, Alpha Pup等からリリースされた過去作も一通り揃えてしまいました。今の自分に必要な音の含有量がとても高いというか。

本作もDaedelusサウンドの特徴である柔らかいブレイクビーツに牧歌的で美しいメロディが絶妙に絡む、極上のポップ作品に仕上がっています。カットアップコラージュも冴えまくってて、クロード・ルルーシュの映画「男と女」のテーマ曲のサンプリングの消化っぷりも見事。彼のMySpaceで、本作収録の4曲を試聴できますので是非聴いてみてください。

彼のもうひとつの特徴は、monome(モノーム)という不思議な装置を使ったパフォーマンスです。本作のジャケットにも使われているものです。サンプラーを操作するインタフェース的なもののようですが、多数のLEDを仕込んだスイッチが描く光のアートが非常に美しく、ステージ演出の装置としても印象的です。彼はmonomeのベータテスター的役割のようですね。

風貌といい使っている機材といい、別次元の世界からやって来たようなユニークな存在ですね。それでこんなにも叙情的でドリーミーなサウンドを紡ぎ出している。唯一無二の存在といえるでしょう。

DVDに収められている曲の大半はCDとかぶってるのですが、即興性の高さ故に全く別音源になっているので心配無用です。こちらもリッピングしてiPodで持ち歩きたいくらいですね。約50分の演奏です。

ところで、Live at Low End Theoryはシリーズもので本作が第一弾みたいなんですよね。次作があるのなら、Ricci Ruckerのライブを聴いてみたい。”Fuga” Ricci Rucker - Fuga のターンテーブル・ジャズにはふっ飛ばされてしまったので。是非ライブを体験したいのでリクエストしておきます。

それでは、DVDのダイジェストムービーをご覧ください。結構長尺なので、monomeを使った独特のパフォーマンスを堪能できると思います。


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