ちょっと珍しいクリート測定器「BICI SUPPORT ART.110」

ショップによってはクリート位置を調整する器具が置いてありますが、こんな器具を使って自分で調整するのも良いかもしれません。特にポジションが安定するまでは頻繁に調整することになるので、自分で手軽にできるのはメリットありますよね。また、別方式のペダルを使う場合でも、これを使えば簡単に同じセッティングにする事ができます。
紹介する器具は、BICI SUPPORTのART.110というイタリア製のものです。自分はずいぶん前にアスキーサイクルで購入しましたが、その後入荷がなくずっと欠品が続いています。ちょっとしたレアものかもしれません。6,800円で購入しました。
今回は、この測定器を使って新しいSPDシューズにクリートを取り付ける作業を行いました。最もポジションが安定しているロード用シューズを基準に、それと同じセッティングになるように調整します。
測定器の上部にペダルを取り付けるところがありますので、まずは基準となるロード用ペダルをそこに取り付けます。そして、シューズを取り付けてポジションを出していきます。

シューズを取り付ける時には、ペダルをバイクから取り外した状態なので結構難しかったりします。手でははまらないのでシューズを履いて足で押し込むことになりますが、注意しないとプラスチック製のスケール部分を踏み抜いてしまします。自分は最初にそれをやってしまい、今は接着剤でつないで使っています。
ポジション出しの方法は、シューズのかかと部分が測定器のスケール部分に当たりますので、ラバーグリップの位置等を目印に目盛りを読み取るなりマーキングするなりします。シューズの形状が異なる場合は工夫が必要ですが、自分はソールの形状にあわせてメンディングテープを使って印を付けています。ラバーグリップの形状が違っても、この方法であればほぼ近いポジションを出せると思います。下の写真は見る角度の関係で少しずれていますが。

ここまでできれば、あとは調整するペダルとシューズを取り付けて位置を調整していくだけです。下の写真は上から見下ろしているので位置が合っていることが判りづらいですが、ほぼ同じセッティングができた状態です。SPDシューズなのでゴムがたくさん付いててロードシューズには合わせづらいのですが、ソールの輪郭で調整すればほぼ近い状態に出来ると思います。

はい、一度もバイクにまたがることなくセッティングが完了しました。
複数人で一つの測定器を共有している場合は、器具にマーキングするのが難しいかもしれません。入手がもう少し容易であれば自分専用のを持つことができるんでしょうけどね。BICI SUPPORTの測定器には、他にもサドル位置の調整用器具があって、そちらは扱っているショップもいくつかあるようです。そこに頼めば取り寄せてもらえるかもしれませんね。




