うーん、やっぱ読み難いかも…「DS文学全集」

iPod touchをブックリーダーに仕立てる「iComic」「T-Time/azur」というエントリーで、「DS文学全集」は読み難いらしいと書いたのですが、体験版を試すことが出来たので軽くレビューしてみます。
体験版は「みんなのニンテンドーチャンネル」でダウンロードしました。早速活躍しております。
実際に見てみるとそんなには悪くないし、かなり頑張っているんじゃないかと思います。操作性もいいし、なによりコンセプトが素晴らしい。パッケージとしての完成度は高いと思います。
昔からポータブルデバイスで電子書籍を読み慣れている自分的には、これはこれで全然アリですね。
ただ、ブックリーダー化したiPod touchを見た後だと、DSで読書する気は全然起きないというのが正直なところです。
やはり、液晶の品質が全然違うんですよね。DSだと文字のシャープさが欠けるため、どうしてもにじんだ表示になってしまいます。画数の多い漢字はつぶれちゃってるし。
では、どのくらい差があるのか、iPod touchと比べてみましょう。
まずは、DS文学全集から。サンプルの書籍は芥川の羅生門です。


このぼんやり感が伝わるでしょうか。
これで長時間読書するのは結構疲れますよ。
次に、iPod touch + azur + iComic。
こちらも青空文庫からダウンロードした羅生門です。


シャープで可視性が高いですね。
よく見ると分かると思いますが、「蟋蟀」のルビが正しい「くの字点」で表示されています。このあたりのこだわりは、さすがボイジャーさんです。
表示品質以外では、デバイスのサイズの差は大きいですよね。
並べて見ると一目瞭然、超えられない大きな壁が存在します。

経験的に、ポケットに入らないデバイスは徐々に持ち歩かなくなり、そのうち部屋でホコリをかぶってしまうんですよね。自分のDSもちょっと前まではそうでした。
その点、iPod touchなら普段持ち歩いているデバイスで、音楽を聴きながら読書もできてしまう。本を持ち歩かなくて済むから荷物も減る。毎日シンクしてるからバッテリも空になることはない。
改めて、iPod touchの偉大さを認識することになりました。
DS文学全集を選ぶポイントとしては、「お手軽」「古典作品が100本」「ダウンロードで追加もできる」「操作性が最高」といったところでしょうか。この辺に刺さるものがあるなら購入を検討しても良いと思います。
いずれにしろ、まずは体験版で試してみることをお薦めします。
来年3月から、DSvisionというDS向けコンテンツ配信サービスが開始されるようですが、こちらも表示品質的にどうかなぁという感じです。
どちらかというと、DSよりもPSPの方がコンテンツビューアとしては優れてると思うんですけどね。
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