日本語ロックの未来が見えた「ツチヤニボンド」
「トロピカリズモとはっぴいえんどの融合」というキャッチにピンときた方はまず試聴(VROOM-SOUND試聴ページ,
)。
そしてそのまま購入に至る事間違いなしなので、金欠な方は要注意かも。でも、メシを抜いてでも聴く価値のある、日本語ロックの歴史に残る名作であります。
楳図かずお先生のジャケットもインパクト大。「わたしは真悟」ですな。
4週間の入院中は全く音楽を聴くことができなかったため、退院してまずやった事はその間にリリースされた新作をチェックすることでした。
Kanye West, Jose Gonzalez, The Go! Team等々、素晴らしい作品は沢山あったのですが、一等賞はなんと言ってもこのツチヤニボンドのデビュー作。
1聴目「なにコレ、うはー、www」、2聴目「おっ、この音、Tortoiseの曲で聴いた気する」、3聴目「何気に歌詞がヤバイんでね?」。ここしばらく感じた事のないスリリングな音楽体験でありました。
ベースになるサウンドは70年代あたりのヴィンテージロックなのですが、ポストロックやエレクトロニカの断片がいい感じにブレンドされてる。何故かサウダージ感すら漂う不思議なサウンド。
映画に例えると、ポール・トーマス・アンダーソンの「ブギーナイツ」「マグノリア」やウェス・アンダーソンの「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ライフ・アクアティック」のような作品といえば、分かる人には分かるのかな。
極度の音楽オタクが、自分が好きな物をごった煮的にブチ込みましたみたいな。でもって、出来た物は非常に緻密ながら危ういところでバランスの取れた超高性能なプロダクトに仕上がっているという。
いやぁ、参りました。
2作目, 3作目がどんなものになるのかが今から楽しみであります。
ライブバンドでもあるらしいので、是非とも生で体験したいですな。







