本番前に盛り上がろう「茄子 スーツケースの渡り鳥」

「茄子 スーツケースの渡り鳥」
監督:高坂希太郎
声:大泉洋, 山寺宏一, 大塚明夫, 坂本真綾, 藤村史寿, 嬉野雅道, 他
公式サイト
「茄子 アンダルシアの夏」の続編がOVA作品としてリリースされました。
今回も前作同様、選手たちのほろ苦い人間模様を描いた大人向けアニメ作品です。54分と短めながら、迫力のレースシーンと相まって、なかなか見応えのある作品に仕上がっています。
今作で個人的にグッときたのは、レースコースが非常に忠実に再現されているところです。
見慣れた風景を選手たちが駆け抜けていく様は、まさに鳥肌モノでありました。
今回の舞台は原作の通り、宇都宮で開催されるジャパンカップで、ペペを含むチーム・パオパオビールが大活躍するというお話。もちろん、プロレーサーの厳しさを想像させる切ないストーリーもしっかり入っています。
原作はとてもシンプルな短編だったので、どうやって長尺化するのか楽しみだったのですが、やはりエピソードが追加されていますね。冒頭のマルコの自殺の話と臨時スタッフのひかるの話がそうです。
前者は職業レーサーを続ける事について悩むチョッチの心中をより深めていていて、非常に良くできたエピソードになっています。もちろん、故マルコ・パンターニに重ねたものです。
それと、原作には一人も女性が登場していなかったので、ひかるのエピソード追加も順当でしょうね。
何度も見ているあの風景がまったく同じように描かれてる点は、やはり制作陣もこだわった所なんでしょうね。実写映像をトレースしたんじゃないかってくらい、そのまんまです。紅葉の美しさも素晴らしい。
それと、自分も一度だけフリーラン&チャレンジレースを走った事があるのですが、その時の辛さも克明に思い出させられました。
坂を下った後の県道から田野の交差点を越えてからのアップダウンあたりが一番厳しいんですよね。ヒルクライムは一定ペースでそこそここなせるんだけど、平地とかインターバル的な走りが必要な所の方が本当にツライ。
あと、牛舎の臭いもフラッシュバックしてきましたよ。
今回は声優に大泉洋に加え、「水曜どうでしょう」のディレクター陣も加わっているのが話題になってますね。自分は同番組には特に思い入れとか無いから、ふーんですが。
それと、実況&解説が白戸さんと今中さんなのも笑ってしまいました。ちょっと棒読み気味なのはご愛敬。前作で解説してた市川さんの方が上手いなぁ。
それでは、トレーラーをご覧ください。タイトルも仮称のちょっと古いバージョンですが。
ということで、今週末はジャパンカップ本番です。
自分もバスツアーで観戦に行く予定です。松葉杖なので坂を登るのは辛いかもしれないけど、鎮痛剤を突っ込んで頑張ってきまっす。
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