自転車でコケて大怪我をした件

【病室からの景色】
9月のほとんどを入院で潰してしまったうえ、来シーズンのレースは諦めざるを得ないという大怪我を負ってしまった事故にまつわる話を書いておきます。
このサイトの趣旨からは逸れてしまいますが、自分的にはかなりの大事件だったのでご容赦ください。
事故日時・場所
2007年9月2日 14時前後
多摩川サイクリングロードの関戸橋と是政橋の間
事故の状況
事故前後の記憶が飛んでしまっているため、警察の方に伺った目撃者の話です。
道路の左側を歩いていた目撃者の右側を通り過ぎた後に、その前を同じ方角に自転車走行していた相手と併走状態になった後に接触し、相手は左側に、自分は右側に転倒したようです。どうも、自分の不注意で相手に追突したような口ぶりでした。
相手はすぐに現場を立ち去り、その目撃者の方が救急車を呼んでくださったそうです。
この事故で何らかの処罰があったりする訳ではないし、記憶もないのに目撃証言を否定する事はできないので、調書上は「その通り」という事で済ませたのですが、どうも合点がいきません。
右側に膨らんだり進路を変更する際には細心の注意を払っているため、前方を走る自転車に気付かない訳がありません。
でも、相手はホームレス風の60-70代の方だったと聞いてすべてが分かってしまいました。あくまでも想像なので明言は避けますが、真っ直ぐ走れない奴はホント怖いよねという事です。
日頃から「ママチャリには気を付けろ」と肝に銘じているのですが、またしてもやらかしてしまったという事ですな。
これまでもママチャリに絡んで危険な目に遭ったり落車した事は一度や二度ではありません。去年の今頃に落車して鎖骨骨折した時も、原因は無灯火のママチャリでした。
今回は巡航速度で奴らに接近してしまった自分の過失だな、という事で納得せざるを得ません。
怪我の状況
怪我は、右半身が全般的にやられてしまいました。
大腿骨転子下骨折、鎖骨開放性骨折、肋骨骨折(3本)、擦過傷多数という診断。
ヘルメットを見ると右側が損傷していたので、脳しんとうで気を失ってしまったようです。現場で担架に乗せられる際の激痛で意識が戻りました。
こんな大怪我になってしまった理由は、右側に転倒したのはこれが初めてだったからだと思われます。左側に転ぶのはもう慣れてるので瞬間的にでもいろんな対処ができるのですが、慣れない右側に転んだ今回はどうしようもなかったのでしょう。
大腿骨は大きく3つに折れてしまってて、大腿部が当社比2倍のパンパンに腫れ上がっていました。
膝に針金を通して8kgの重りで牽引され、1週間後の手術までこの状態と聞いた時はかなりブルーになってしまいましたが、例外的に2日後に手術してもらえました。それくらい状態が悪かったのでしょう。手術中の出血が非常に多く、2パック分の輸血を行ったらしい。
結構長めの金属プレートに骨をネジ止めするという処置でした。真ん中の骨片はネジ止め出来ずワイヤーで留めているだけなので、ずれないように注意が必要との事。
手術跡は30cmもあり、なかなか壮観であります。エグイのが平気な方は抜糸直前の写真をご覧ください(クリックで拡大されます)。
今は松葉杖で歩いてますが、長距離を歩くとさすがに痛みが強くなってしまいます。今月末の診断で、状態が良ければ松葉杖が不要になるかも、との事。
骨がくっついても、金具を外すのは同様に大手術になりリスクが大きいので、問題がなければ外さないという選択もあるらしい。
鎖骨は骨が皮膚を破ってて破傷風の可能性があったので、搬送された日のうちに手術。2本のピンを骨に通して固定するという処置でした。
すでにピンが抜け始めてて微妙に痛みがあるのですが、利き腕なので使わないわけにもいかず不便している状態です。
きちんと骨がくっついたらピンを抜く事になるでしょう。鎖骨は時間がかかるので多分1年後くらい。
肋骨は入院後しばらくしても痛みが治まらないので調べてもらい判明しました。
肋骨骨折の場合は多くの場合は処置しないようで、自分の場合もそのまま放置でした。
3本も折れていると、上体を起こす際も苦労しますし、咳やくしゃみでも相当痛い思いをします。しばらくの間は脚や肩よりも肋骨の方が痛かったのですが、今はほとんど痛みを感じません。もう直っちゃった?
入院生活のこと
孤独と静寂を愛する自分には、なかなか過酷な環境でありました。
ちょうど4週間入院していたのですが、最後まで慣れる事はできませんでしたね。ずーっと寝不足状態が続いてました。
整形外科の病棟という事で骨折をした年配の患者が非常に多かったのですが、彼らは無為に時間を過ごすのが気にならないようで、一日中くだらないテレビとか観てるんですよね。あるいはおしゃべりしてるか、昼間からいびきかいて寝てるか。
早期に社会復帰したい自分は極力規則正しい生活を心掛けてて、昼間は読書とリハビリに勤め夜はキッチリ寝るようにしていました。でも彼らはそんな事にはお構いなしに日夜問わず騒々しく、ホント悩みは尽きませんでした。
精神的に辛くなってきたのと、9/30放送の男子エリート・ロード世界選手権をどうしても観たかったので、無理を言ってその前日に退院させてもらいました。黙ってたらあと1週間は延びてたので、歩いて帰るのは辛かったけど結果的には良かったかなと。
事故車の状況
自転車は事故現場の近くの交番に預かってもらっていたのですが、事故から1ヶ月後にようやく引き取る事ができました。
1ヶ月のあいだ手入れもしてもらえず、おそらく屋外の自転車置き場に保管されていたので無理はないのですが、いたる所がさび付いてて、Edge305に至っては浸水状態になっていました。事故直後の台風の影響でしょう。
まぁ、フレームとホイールが無事だっただけでも御の字かなというところですが。特にフレームは評価の高いBMC SL01の2004年モデルなので無事で何よりです。
お気に入りのサドル(SANMARCO REVER Ti)はサイドが破れてるけど、補修すればまだ使えるかも。
コンポ類は調べてみないと分かりませんが、一見無事に見えます。
ウェア類はシューズ以外は全滅です。
ジャージとパンツは手術着に着替える時にハサミで切断してしまったし、ヘルメット(OGK Mostro)は完全に割れてるし、アイウェア(Rudy Ekynox SX+度付きレンズ)は吹っ飛んで紛失してしまった模様。Mostroは買ったばかりで気に入ってただけに残念です。度付きのアイウェアを作り直すのも高くつくんですよね…。
しばらくは自転車に乗れない状態が続くので、気長に補修&補充していくしかないですね。
これを機にプロショップにオーバーホールをお願いするのもイイかも。
今後のこと
これまでは事故で怪我しても一人でなんとかしていましたが、今回はそういう訳にはいかず、多方面に多大な迷惑をかけてしまいました。これ以上自転車に乗り続けていいものかと悩みましたが、せっかく見つけた素晴らしい趣味を手放すことは出来そうにありません。
怪我の後遺症さえなければ今後も続けていきたいと思いますが、また事故った時の対策はもう少し考えておくべきでしょうね。
しばらく自転車はお預けになってしまうので、このブログで扱う自転車関連の話題も減ってしまいそうですが、頑張って復帰しますので見捨てないでいただければと思います。
まずは、今月末のジャパンカップと来月のサイクルモード・インターナショナルには参戦予定ですので、松葉杖のオッサンを見かけたら生暖かく見守っていただけると幸いです。
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