リアリティショー「アメリカン・アイドル シーズン6」
シーズン5から観始めたアメリカン・アイドルのシーズン6が先日ファイナルを迎えました。
今回もバラエティ豊かな出場者で多いに楽しめましたね。序盤ではシーズン5に比べると不作かとも思われましたが、本選以降の激戦はかなり見応えがありました。
結果は、シーズン5に続き自分の予想と若干違ってましたが、概ね想定の範囲内ではありました。
アメリカで怪物クラスの視聴率を誇る同番組ですが、人気の秘密はやはり電話投票による視聴者参加型という点なのでしょう。自分が育てている感がいいんでしょうね。で、出演者も回が進むごとに成長を見せると視聴者ウケにつながり得票数も伸びると。
今回の優勝者、17歳のジョーダン・スパークスはまさにそのパターンでした。ファイナリスト24人くらいまではダークホース的な位置に付けながら、それ以降の回を追う毎に存在感を増す様子はジャストにはまった感じでした。
きっとこれからも、安定感や完成度よりも感情移入できるキャラクタ性と成長を見込める候補者が優勝する傾向なのでしょう。
自分はこういったメインストリーム物にはあまり触手は伸びない方なのですが、この番組に限ってはアメリカ的な良さが凝縮されて純粋に楽しめるんですよね。
出演者の圧倒的な歌唱力はもとより、番組全体に流れるポジティブ感がすごく気持ちいい。ショービズ界特有のドロドロしたものを一切感じさせず、勝っても負けてもお互いへのリスペクトが見て取れる。
これはきっと、本選まで進んだ時点で成功は約束されたようなもので、優勝はおまけみたいなところがあるからなんでしょうね。実際に、シーズン5の優勝者テイラー・ヒックスよりも途中で脱落したクリス・ドートリーなんかの方がCDは売れてるようだし。
豪華過ぎるゲスト陣、7000万ドルを集めたチャリティー企画、トップ10での全国ツアー、ファイナルのコダックシアター等々、アメリカのコンテンツ作りの底力を見せ付けられる番組なのですが、日本での放送はかなりお粗末なものでした。
何がダメかというと、なんといっても現地放送とのタイムラグの大きさ。今回は1ヶ月くらい開いてたんじゃない?シーズン5は1週間くらいの遅れだったのに、なんでこんな事になったのでしょう。そのタイムラグのおかげで、情報をシャットアウトするのにどれだけ苦労した事か。FOXジャパンの中の人は、今時これがどれだけ難しいか分かってないのでしょうか。
自分の場合、Webからの情報には気を使っていたのですが、ある日入った洋書店でジョーダン・スパークスが表紙になっている雑誌を見てしまいました。放送ではまだ4人くらい残っていた頃です。これで楽しみが半減しましたよ。
あとは、AKBナントカとのタイアップ。単純に「アイドル」という単語に引っ掛けたのでしょうか。この番組の視聴者とそのアイドルグループのファンは全くかぶるところはないのに。そして番組最後のやたら凝った画作りと原稿棒読みのコメント。もしこれを作るために放送を遅らせたのだとしたら、担当者には腹を切れと言いたい。
次回はちゃんとやってくださいね。ホントたのんます。
今シーズンの自分的ハイライトはこれ。”Home” by メリンダ・ドゥーリトル
そして、これまでの出演者の中で一番のお気に入りはエリオット・ヤミン。超イイ奴で歌も抜群。デビューアルバムも良い出来です。
こちらのビデオはアルバムのリードトラック”Wait For You”のアンプラグド版。素晴らしい。
しかし、よくもまぁこんなにも未発掘の才能がザクザク出てくるものです。まさにアメリカ恐るべしであります。







