Mirrored / Battles

Mirrored Mirrored/Battles

非常にフリーキーかつ飛び道具満載のサウンドで話題のBattlesの新作です。
Prefuse73のスコット・ヘレンの引き抜きでWAPRに移籍後、初のリリースになります。というか、これまではEPしか出てなかったので、初アルバムって事ですね。
2005年のPrefuse73の来日公演のサポートアクトで観てからハマってしまい、全音源をコンプリートする程大好きなバンドになってしまったのですが、アルバムはどんな出来になってるのでしょうか。

DRMフリー版が欲しくて、お膝元のBleepでダウンロード購入したのですが、最近は発売日が遅れる事が多くて困りますね。他のサイトが先行発売なのかもしれないけど。iTS JPですら結構前に発売になってたような気がします Battles - Mirrored
ボーナスでデスクトップピクチャ(4パターン20枚)とブックレット(PDF)が付いてました。あと、洒落た事に、曲毎に別々のアートワークが付いててちょっと嬉しい。

それで音の方ですが、一聴するとまるで別のバンドのようです。カラフルに変貌した音に最初はかなり戸惑わされます。
先行シングルの”Atlas”がFM等でかかりまくってたのですが、ボーカル(というか、インストルメントとしての使い方だけど)がなんだか安易で軽薄な感じがしてアルバムの出来を心配してたのですが、それは全くの杞憂でした。いよいよネクストレベルに踏み込みやがったなという印象です。
やはり、しっかりした音質で聴かずに判断しちゃダメですね。特に複雑なアンサンブルだったり音のテクスチャーを重視したサウンドはラジオなんかで聴くもんじゃありません。

多彩な音になったことで持ち味でもある荒々しさは薄れてしまったのですが、これまでのタイトでトランシーなドライブ感は健在です。
すべてを踏み潰しながら突き進む超ド級テクのドラムを中心に、技巧的変則プレイで心地よい混乱を織り交ぜながら、聴き手をトランス状態に導いていく。というこれまでのスタイルに、変幻自在の上モノが加えられ曲のバリエーションが広がっています。確かにこれまでのスタイルのままでアルバムを作るのは無理があったかもしれませんね。
アートワークも草むら写真を使い続けていたものから一転し、音と同様にかなり凝ったものになっています。Bleepで購入したものは曲毎に別のアートワークが付いててちょっと嬉しい。

今年はフジロックにも出演が決定しているようで、偶然体験してしまう人も多いんでしょうね。何の予備知識もなく遭遇してしまった人の反応を見てみたいものです。自分はフジロックには行きませんけど、都内でライブしてくれれば必ず行く所存であります。

最後に”Atlas”のPVとライブ映像(60分!!)を載せておきます。ライブの凄まじさが少しでも伝わればと思います。

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