AppleTVインプレッション

一通り触ってみましたのでインプレッションを書いておきます。セッティングとかの基本的な話はいろんな所に書かれてると思いますので、ここでは個人的な所感に留めておきます。購入の参考になれば幸いです。当方の環境は、母艦がMacPro/MacOS 10.4.9/iTunes 7.1.1、AppleTVとの接続が100Base-Tといったところです。プラットフォームによる違いは無いと思いますが念のため。
外観等
一般的なSTBはプラスチックの安っぽい筐体ですが、さすがAppleプロダクトという事で比べるのも申し訳ないくらい良く出来ています。周囲のアルミ枠や上面のツヤツヤぶりや底面のゴムにエンボスで書かれたクレジットや非常に控えめなLED等、すべてが特別感に溢れています。AVラックの中に隠してしまうのがもったいないくらい。
TVとの接続
US設計なのでD端子は付いてないですね。コンポジットやS端子もなし。高画質指向って事なんでしょうけど、困るユーザも結構いるのでは?ウチのEIZO FORIS.TV(VT32XD1)にはDHMI入力がないので、コンポーネント接続にしました。
シンクロのデフォルト設定
初回起動時に簡単なセッティングを行うのですが、それが完了したらiTunesからのメディア転送が開始されます。シンクロの設定はiPodと同様にメディア種別毎に転送ルールを決めておくのですが、デフォルトでは以下のような設定になっています。
ムービー:最新5個のムービー
テレビ番組:すべての見再生のエピソード:すべてのテレビ番組
ミュージック:すべての曲とプレイリスト/ミュージックビデオを含める
Podcast:すべての未再生のエピソード:すべてのPodcast
写真:なし
この設定で有無を言わさずシンクが開始されます。大きなライブラリを持っている場合は、AppleTV側の容量不足で転送できない旨の警告がいくつか表示されてしまうことになります。転送開始前に見直しのタイミングがあると嬉しかったかも。
32.83GB分を転送するのに、有線接続で約1時間15分程かかりました。
Apple IDの登録
設定の1つにApple IDの登録があるのですが、ここで登録したApple IDがDRM認証になるものと思われます。自分はUSとJPの2つのIDを持っているのでどちらを登録すべきか悩んでしまいました。映像コンテンツはUSで買う事が多いので、とりあえずUSのIDを登録してみました。
これでiTS JPで買ったものが再生できなかったら困るなぁ、と思いつつ試してみると問題なく再生できますね…。あれ、Apple IDの登録は何のため?
良く考えてみると、DRM認証情報はiTunesが抱えてる訳だから、そこからシンクロで持ってくるのかも知れません。うん、きっとそうだ。てことは、Apple IDの登録は単なるユーザ登録なのかも。ちと考え過ぎでしたね。
ポートスキャンの警告
最初のシンクが完了するのを待っている間、AppleTVからポートスキャンが発生している旨の警告が何度も表示されてしまいました。自分はファイアウォールソフトにIntego NetBarrier X4を使っているのですが、初回のシンクロではとりあえずポートスキャンを受信した際の警告を外しておいて、それ以降も発生するようなら信頼できるノードに登録して対処するつもりです。
この辺のリテラシーが高くないユーザはちょっと戸惑うかもしれませんね。
AppleTVのデフォルト設定
TV解像度が480iになっています。初回起動時にずいぶんフォーカスが甘くて脱力しかけたのですが、デフォルトを汎用的な設定にしておくのは当然ですね。720p HDや1080i HD等に変更すればクッキリ表示になります。
iTunesからのストリーミング再生
AppleTVにシンクロしていないコンテンツはPCからストリーミング再生することができます。ここが単なる据え置き型iPodにとどまらないAppleTVのメリットという事でしょう。
AppleTVのソース選択でiTunesライブラリを指定すると、PC側のライブラリ情報を取り込んで一覧表示することができます。そこからAppleTVのHDにない曲(ビデオも)を選択するとiTunesからのストリーミング再生が行われます。
40GBのHD搭載という仕様を見た時に、なんとも中途半端な仕様だなぁと思ったのですが、HDには未再生のTV番組等を入れておく等、PCの状態に依存しない使い方をするもなのですね。であれば、40GBという容量にも、デフォルトのシンクロ設定にも納得できます。一般的なユーザであれば、デフォルト状態で不自由なく使う事ができそうです。
iTunesStoreからのストリーミング再生
iTunesStoreからのストリーミング再生には以下のメニューが用意されています。いずれも30秒のプレビューのみです。1つだけ日本語のメニューで違和感ありますが、アクセス先はすべてiTS USです。
・iTunes Top Movies
・iTunes Top TV Episodes
・劇場映画の予告編
・iTunes Top Songs
・iTunes Top Music Video
まとめ
色々と試しながら書いたので全然まとまってませんが、自分がApple信者という事を抜きにして客観的に見ても、リビング系ITプロダクトの中では頭一つ抜きん出ている印象です。モノとしての良さとMacOSで磨き抜かれたGUIのおかげで、使っていて非常に気持ちいいんですよね。これはiPodが登場した時の感覚に非常に近いものです。
iPodが発表された時も「えー、普通じゃん」的な感想を持ったのですが、実際に使ってみるとその気持ち良さに感動を覚えたものです。それ以来自分の音楽生活が変わってしまったように、AppleTVにも同じような可能性を感じます。
国内のコンテンツフォルダも誰も使わない中途半端なサービスばっかり作ってないで、この状況を冷静に見て欲しいものです。『キミたちが主導権を握る事はもはや不可能なんだから、他の方法を考えるべきって事に早く気付いてくださいよ。頼むから。』
関連エントリ
・Apple TVを予約注文しました
・AppleTV発売延期だそうです
・AppleTV到着
テクノロジーが大好物のロードバイク乗りが、気になるモノやコトを紹介するブログです。自転車関連の話題はもちろん、ガジェットやネットサービスをはじめ音楽や映画等々、ノンジャンルのようで実に筋の通った話題をピックアップします。
