マリー・アントワネット

2006年, 米
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルスティン・ダンスト, ジェイソン・シュワルツ, ジュディ・デイヴィス, 他
大好きなソフィア・コッポラの3作目。ガーリッシュ風味過剰で内容がないという評判だったのでどうしようか迷ったけど、観てみると全くその通りでした。なんですが、自分にとっては間違いなく大当たりな作品なのでありました。
使われてる音楽の趣味の良さに毎度唸らされるソフィア作品ですが、今作はさらに過激な選曲になってます。なんといってもオープニングがGang of Fourですよ。これでまずぶっ飛びましたね。他にもBow Wow Wow, Adam & The Ants, The Cure, Siouxsie and The Bansheesといった1980年前後の代表的なNew Waveバンドが名を連ねてます。Aphex TwinやSquarepusherといったエッジなElectronica方面からの選曲もいい感じ。
十代後半にリアルタイムに聴き狂ってた音楽がこんな風に使われるともうそれだけで盛り上がるわけですが、単なる懐古趣味ではなく今現在のクリエイティビティとして再体験できるのはなかなかに奇妙な感覚です。「ロスト・イン・トランスレーション」でのはっぴいえんどやRoxy Music、「ヴァージン・スーサイド」でのTodd Rundgrenの起用もスゲーと思いましたが、今回はそんな理由もあって当たり映画という事に相成りました。
他人に勧めるかと言われると悩みどころですが、自分と趣味的に近い人にはOKだけど、そうじゃない普通の映画好きにはキビシイかなぁ。逆に、このキラキラ感を共有できる人とは是非お友達になりたいですねw。
サントラはiTSでも扱ってますのでこちらで視聴してみてください(iTunesで開きます)。2枚組26曲入りで2,400円。

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