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遺品整理屋は見た!

「遺品整理屋は見た!」
著者:吉田太一
出版社:扶桑社

どこかで読んだ書評で気になってたのですが、携帯コンテンツ版が販売されてるのを見つけたので購入してみました。ちょっと聞きなれない遺品整理屋の仕事はとてつもなく凄まじいものでした。

田口ランディの「コンセント」に登場する整理屋がものすごくカッコ良くて強く印象に残ってていました。兄の自殺現場を淡々と原状復帰するプロフェッショナルぶりに身震いしたのですが、その時はフィクションだと思っていたのです。

ところが、実際にそんな仕事を専門にしている方がいて、日々そんな現場で遺品整理や死体で汚れた部屋の後始末をしているとの事。本書はそんな仕事での体験談をまとめたものです。
仕事の性格上、持ち込まれる依頼は孤独死や自殺で亡くなったケースが多いため、発見が遅れ死体は腐乱し蛆虫の餌食になります。そんな現場に意を決して踏み込む勇気や当事者への優しい眼差しは本当にカッコイイです。

文体は淡々としているようですが、生々しさもしっかりあります。溶けた死体に直接触れてしまった時の様子や、床と壁をビッシリ覆うゴキブリのシーンには思わず声が出そうになりました。あと、リストカットでの自殺はものすごく苦しいって事も分かった。そうだったのか…

そうそう、ブログからの書籍化なんだそうです。★現実ブログ!!「現実にある出来事の紹介」
うわー、いっぱいエピソードがある。ひぃー(喜)

しかし、田舎に暮らす両親の事や、間違いなく孤独死してしまうだろう自分の死に様の事を考えさせられました。今から少しずつでも身の回りの整理を始めよう。もう10年以上実家に帰ってないけど、たまには帰省してみよう。

遺品整理屋は見た!遺品整理屋は見た!

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