ブロークン・フラワーズ
「ブロークン・フラワーズ」
2005年, アメリカ
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ, ジェフリー・ライト, シャロン・ストーン, ジェシカ・ラング, ジュリー・デルピー, 他
2005年のカンヌグランプリ作品。公開時に劇場上映を観てますが、今回DVDが発売されたのでさっそく購入しました。
前作の「コーヒー&シガレッツ」はあまり映画っぽくなかったのですが、今回はしっかりした作品になってます。しかも、初期のジャームッシュ作品に似たテイストがあり、ファンには嬉しいところ。
なかなか分類が難しい作品なのですが、あえて分類するとロード・ムービーでしょうか。しかもかなり奇妙なロード・ムービー。年老いたドン・ファンが昔の恋人を訪ねてピンクの探し物をしてまわるというヘンテコな話。
奇妙な作品にしているのは話のせいだけでなく、音楽がとにかくヘン。エチオピアの音楽らしいのですが、聴いた事のないような奇妙なサウンドです。ぞわっとするような魅力があるのは分かるけど、あんまり近寄りたくない感じの世界。
結局たくさんの謎を残したまま物語は終わってしまうわけですが、そもそもどうでもいい話なので全く気にならないというか、全然違和感もなく心地よい脱力感に包まれるような感覚です。
しかし、ビル・マーレイが良いですな。この疲れて諦めきった表情がたまりません。
DVD特典映像は未公開映像, カチンコ集, 監督コメントのショートムービーと予告編。あっさりしてますね。ピンクの封筒に入ったポストカード3枚入り。3枚ともビル・マーレイが所在なさ気にたたずむ姿です。ちょっと扱いづらいデジパック入り。
「ジム・ジャームッシュ / アーリー・コレクションDVD-BOX」というDVDも同時に発売になってます。初期の代表作、「パーマネント・バケーション」「ストレンジャー・ザン・パラダイズ」「ダウン・バイ・ロー」の3本入りで9,660円(@Amazon)。3作分のブックレットと縮小版ポスターが入ってました。わーい、嬉しい。これはお買い得です。






